トラベル懇話会 Travel Management Club
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トラベル懇話会 海外研修
トラベル懇話会・パプアニューギニア海外研修ツアーを実施
 
  豊富な観光資源、日本人観光客増加への期待

旅行業界の経営者の集まりであるトラベル懇話会がパプアニューギニア(PGN)の視察を目的とするツアーを2010年10月9日―15日まで実施した。阿部英寿((株)かもめ代表取締役)氏を団長とする旅行会社のメンバー12名。マダン、ポートモレスビー、ラバウルを通常8日間の予定を5日間に詰め込む(=阿部団長)スケジュールで、精力的に動き、体験する旅を毎朝4時起床の強行スケジュールで行った。ダイビング、自然観察、トレッキング、戦跡訪問、山村訪問&交流、海水温泉、宿泊施設リサーチ・・・などを目的とした日本からの観光客は、まだ年間2000-3000人であるが、観光資源の豊かさからさらに魅力的な企画が望まれている。ニューギニア航空の直行便がこの春から週2便となり、現地での日本人観光客に対する期待も大きい。PGNの観光関係者とのランチミーティングがポートモレスビーのヨットクラブで行われたが、「日本からの観光開発ミッション来る!」とテレビのニュースとなり、日刊紙にも写真入で記事となった。

 
  治安と危険度について大使と面談

成熟した日本の海外旅行マーケットにとって新鮮なデスティネーションであることは確かであるが、いくつかの問題も抱えている。そのうちのひとつが 現地の治安状況。外務省が出しているポートモレスビー、ブーゲンビル島について「渡航の是非を検討してください」、他の地域についても「十分注意」となっているが、今回の各研修地訪問の印象からは、厳しすぎる評価と感じた。最終日、大使館を訪問し就任されたばかりの橋大使と面談の機会を持ち、邦人保護の立場と同時に観光促進の視点への配慮をお願いし、旅行業界として危険度引き下げの要望書を提出した。館員の方々が生活の中で不安を感じていることは理解できたが、観光にとって危険度の表示が旅行市場を左右すること、危険度発令の基準(他の国の基準と比較して分かりにくいことなど)、現地治安に関する客観的データとポートモレスビー以外の観光地での大使館としての調査不足など、団員からの意見を大使に伝えてPGN研修旅行は終了した。

 
 

*後日、我々の陳情効果もあって外務省の危険度は引き下げとなりました。
*トラベル懇話会のPNG視察ツアーの記事は、「トラベルジャーナル」、「トラベルウイング」、「トラベルビジョン」、「旅行新聞」にも掲載されました。

(報告:ダイヤモンド・ビッグ社 地球の歩き方 西川敏晴)